【保存版】新生児の夜泣き対処法|泣き止まない原因と今すぐできる7つの対策

夜中に突然始まる赤ちゃんの夜泣き。
「お腹がすいてるの?」「どこか痛いの?」と原因がわからず、途方に暮れるママやパパも多いのではないでしょうか。
この記事では、新生児の夜泣きの主な原因と、今すぐできる7つの対処法をわかりやすく解説します。。先輩ママたちの体験談やおすすめ相談先も記載していますので、一人で悩まず、少しでも心がラクになるヒントを見つけてくださいね。
新生児が夜泣きする主な原因とは?
新生児が夜泣きする主な原因に何があるのでしょうか。ここでは以下を紹介します。
- お腹がすいている
- おむつが気持ち悪い
- 寂しさ・不安からくる泣き
- 眠りの浅さによるぐずり
お腹がすいている
新生児の夜泣きのもっとも多い原因が「お腹がすいている」ことです。
生後間もない赤ちゃんは胃が小さく、1回の授乳で満足しても数時間でお腹がすいてしまいます。
昼夜の区別もついていないため、夜中でもお腹がすくと本能的に泣いて知らせます。
泣く前の口パクや手を吸う動作があれば、空腹のサインかもしれません。
泣く前に授乳のタイミングを予測できると、夜泣きの頻度を減らすことも可能です。
おむつが気持ち悪い
赤ちゃんはおむつが濡れていると、とても不快に感じて泣いてしまうことがあります。
特に新生児期は排尿や排便の回数が多いため、夜中に何度もおむつ交換が必要になることも。
肌が敏感な赤ちゃんは、少しの湿りでも眠れなくなってしまうことがあります。夜泣きの際には、おむつが汚れていないかまず確認しましょう。
おむつ替えの習慣をつけるだけで、泣き止むことも少なくありません。
寂しさ・不安からくる泣き
新生児はまだ自分とママが別の存在であることを理解しておらず、視界にママがいない=不安という状態になります。
暗い夜や静かな環境で目が覚めたとき、寂しさから夜泣きをすることも少なくありません。
そんなときは、優しく声をかけたり、抱っこして肌のぬくもりを感じさせてあげるだけで安心します。
心のつながりを求めるサインと受け取り、できる範囲で応えてあげましょう。
眠りの浅さによるぐずり
新生児の眠りはとても浅く、睡眠サイクルが短いのが特徴です。
大人のような深い眠りに入る時間が少ないため、少しの音や刺激でも目を覚まし、ぐずってしまうことがあります。
とくに入眠直後や、浅い眠りのタイミングでは突然泣き出すことも。
寝室の環境を整える、ホワイトノイズを活用するなどして、できるだけ静かで落ち着いた環境を作ることで、夜泣きの予防につながります。
今すぐできる!夜泣き対処法7選
今すぐできる!夜泣き対処法7選を紹介します。
- 抱っこしてゆらゆら
- 背中トントン・おくるみ活用
- 寝る前ルーティンを整える
- お風呂やマッサージでリラックス
- おしゃぶりやホワイトノイズの活用
- 室温・湿度の見直し
- ママ・パパの休息を優先することも大事
抱っこしてゆらゆら
夜泣きの定番対処法が、赤ちゃんを抱っこして優しく揺らすことです。
ママやパパのぬくもりと、リズミカルな揺れが赤ちゃんを安心させ、自然と泣き止むことがあります。
胎内にいた頃の感覚に近いとされており、心地よい揺れは入眠を助ける効果も。
泣き止まないときは、立ってゆっくり歩きながら揺らすのも効果的。
抱っこはつらいときは、スリングや抱っこひも、ヒップシートを使って負担を軽減しましょう。
背中トントン・おくるみ活用
赤ちゃんが眠れないときは、背中をトントンと一定のリズムで優しく叩くだけでも安心感を与えられます。
また、おくるみで赤ちゃんを包むと、モロー反射(ビクッとする反応)が抑えられ、落ち着いて眠りやすくなります。
特に新生児期には、包まれることで胎内のような安心感を得られます。おくるみは通気性のよい素材を選び、きつく巻きすぎないよう注意しましょう。
寝る前ルーティンを整える
毎晩同じ流れで寝かしつけを行う「寝る前ルーティン」は、赤ちゃんに「そろそろ寝る時間だよ」と伝えるサインになります。
絵本を読む、部屋の照明を暗くする、子守唄を歌うなど、毎日決まったパターンで過ごすことで、赤ちゃんの気持ちが落ち着き、夜泣きの頻度が減ることも。
生活リズムを整える効果もあり、早めの習慣化がカギです。
お風呂やマッサージでリラックス
寝る前にぬるめのお風呂に入れる、または優しいベビーマッサージをすることで、赤ちゃんの心と体をリラックスさせ、眠りに入りやすくなります。
特に体がポカポカと温まると、深い眠りに入りやすくなるため、夜泣き防止にも効果的。
ベビーマッサージはオイルを使わず、手のひらで背中や足をなでるだけでも十分です。
スキンシップとしての安心感も与えられます。
おしゃぶりやホワイトノイズの活用
おしゃぶりは吸啜(きゅうてつ)反射を満たすことで安心感を与え、赤ちゃんを落ち着かせるアイテムです。
さらに、ホワイトノイズ(テレビの砂嵐音や波の音)も胎内の音に似ているため、ぐずりを鎮めるのに効果的。
スマホアプリや専用機器を使えば手軽に試せます。
ただし、依存しすぎないよう、他の対処法と組み合わせて使うのがポイントです。
室温・湿度の見直し
赤ちゃんは暑すぎても寒すぎても寝苦しさを感じて夜泣きすることがあります。
室温は夏は25〜27℃、冬は20〜22℃、湿度は40〜60%が目安。
エアコンや加湿器を上手に使い、快適な寝室環境を整えましょう。
肌着の調整や通気性のよい寝具選びも大切です。
赤ちゃんは大人より体温が高いため、つい厚着させすぎないよう注意しましょう。
ママ・パパの休息を優先することも大事
夜泣きに完璧に対応しようとすると、ママ・パパが疲れきってしまうこともあります。
ときには「今日は泣いても抱っこせず様子を見る」「パートナーと交代で対応する」など、自分たちの休息も意識して。
心に余裕が持てるだけで、赤ちゃんにも穏やかな気持ちが伝わります。
無理をしすぎず、お互いに助け合うことが長い育児のコツです。
いつまで続く?夜泣きの期間と成長との関係
- 新生児期〜生後3か月の夜泣きの特徴
- 成長とともに落ち着いていく理由
新生児期〜生後3か月の夜泣きの特徴
新生児期から生後3か月頃までは、赤ちゃんの体内時計が未発達なため、昼夜の区別がついていません。
そのため、夜中でも空腹や不快感があると泣いてしまうのが一般的です。
さらに、睡眠のサイクルが短く、浅い眠りが多いため、少しの刺激でも目を覚ましてしまうことも。
夜泣きというより「赤ちゃん特有の生活リズム」によるものと考え、焦らず対応することが大切です。
成長とともに落ち着いていく理由
夜泣きは永遠に続くものではなく、赤ちゃんの成長とともに自然と減っていく傾向があります。
特に、生後3〜6か月頃からは昼夜のリズムが整い始め、夜にまとまって眠れるようになる子も増えてきます。
また、感情の安定や自律神経の発達が進むことで、夜中に目覚めても泣かずに再び眠れるようになるケースも。
焦らず成長を見守ることが、親にとっても心のゆとりにつながります。
先輩ママたちの体験談とアドバイス
赤ちゃんの夜泣きは本当に大変ですよね。そんなときは、先輩ママたちの体験談やアドバイスを参考にしてみるのもおすすめです。
- 効果があった方法/効果がなかった方法
- 頑張りすぎない育児のすすめ
効果があった方法/効果がなかった方法
夜泣きへの対処法はさまざまですが、先輩ママたちの間で「効果があった!」と人気なのは、抱っこでのゆらゆらやホワイトノイズの活用、寝る前ルーティンの確立です。
一方で「効果がなかった」という声が多いのは、無理に寝かしつけようとすることや、赤ちゃんが嫌がるのに何度もおしゃぶりを使うこと。
赤ちゃんによって合う・合わないがあるため、いくつか試しながら“わが子に合う方法”を見つけるのが大切です。
頑張りすぎない育児のすすめ
夜泣きが続くと、ママやパパも心身ともに疲れ切ってしまいがち。でも、「完璧じゃなくていい」「頼れるところには頼っていい」というのが、先輩ママたちからのあたたかなアドバイスです。
泣き止まないときは「今日は諦めて一緒にゴロゴロする日」でも大丈夫。家事を少し手抜きしたり、夫婦で交代したりすることで、自分の心のゆとりも守りましょう。
育児は長距離走。
無理せず続けることが一番大切です。
それでも不安なときは?相談先や支援サービス
- 小児科・助産師に相談
- 市区町村の育児相談窓
小児科・助産師に相談
赤ちゃんの夜泣きが長引いたり、原因がわからず不安なときは、小児科や助産師に相談するのが安心です。
発熱や体調不良などのサインが隠れている場合もあるため、医療のプロにチェックしてもらうことで不安を減らせます。
また、助産師は赤ちゃんだけでなくママの心のケアにも寄り添ってくれる存在。
定期健診の際や、自治体が行う育児相談の場などで気軽に声をかけてみましょう。
市区町村の育児相談窓口
夜泣きに限らず、育児全般の悩みを気軽に相談できるのが、市区町村が運営する育児相談窓口です。
保健センターや子育て支援センターでは、保健師や育児相談員が常駐しており、電話や対面、オンラインでの相談も可能な地域が増えています。
自分のペースで利用でき、同じ悩みを持つママたちと出会えることも。
孤立しない育児の第一歩として、ぜひ活用してみてください。
夜泣きは一人で抱え込まず、できることから少しずつ
新生児の夜泣きは、ママやパパにとって心も体も消耗する大変な時期。
でも、お腹の空きや不快感、眠りの浅さなど原因を知ることで、対処もしやすくなります。
抱っこやホワイトノイズ、寝る前ルーティンなど、今日からできる対策を無理のない範囲で試してみてください。
そして、つらいときは医療機関や育児相談窓口を頼るのも大切。
赤ちゃんの成長とともに、夜泣きは必ず落ち着いていきます。焦らず、ひとつずつ乗り越えていきましょう。